愛知で歯科技工士として20年以上活動しているマサです。普段はジルコニアやe-maxなどのクラウンブリッジをメインに仕事をしていて、インプラントのケースも対応しています。

自分が技工士として活動してきた内容を「ブログ」という形で残したいと考えて本サイトの運営を始めました。

このブログは「歯科医師と歯科技工士をつなぐコミュニケーションツール」として役立てていただけるとうれしいです。

歯科医師と歯科技工士をつなぐ情報ブログ

ベテランのドクターは長年の経験から「歯科技工」の事をわかっていると思いますが、新米の歯科医師やこれから開業を控えている若いドクターは技工士とのコミュニケーションで困る場面が多々あると思います。

理由としては単純で、ドクターは日々患者さんと向き合って仕事をしているのであって、クラウンやデンチャーを製作しているわけではないからです。

そしてテクニシャンも同じことが言えて、普段から診療室にいない技工士は(歯科技工所にいるテクニシャンはとくに)現場の問題がリアルにはわからないことと、モノ作りにばかりこだわってしまってコミュニケーションがおろそかになってしまいがちです。

そんな若手のドクターとの情報交換を円滑にするツールとして本サイト「歯科技工note」の運営を始めました。

つまり、このブログは難しい症例を紹介するようなコンセプトではなく、若い世代の歯科医師に向けて、僕が毎日のようにしているラボワークをわかりやすくまとめたものです。技工士とのコミュニケーションで役立つ基本的な情報を集めたブログになりますので気楽な感じで見てくださいね!

歯科医師と歯科技工士をつなぐ5つの「はじめの一歩」

ここからは「はじめの一歩」と題した以下の5つの項目を使って若手の歯科医師に、歯科技工士が普段作業している流れや注意点を紹介していきます。すでに知っている項目でも頭の整理になりますので、ぜひ活用してくださいね!

  1. 【ジルコニア・e-maxクラウン】はじめの一歩
  2. 【ラミネートべニア】はじめの一歩
  3. 【インプラント】はじめの一歩
  4. 【歯科デジタル】はじめの一歩
  5. 【歯科技工士(歯科技工所)その他】はじめの一歩

1.【ジルコニア・e-maxクラウン】はじめの一歩

「ジルコニアの色が合わない・・・」「ジルコニアが割れた・・・」そんな悩みに直面しているドクターも中にはいるのではないでしょうか?

理由としては技工士の補綴物を製作していく段階でのテクニックエラーも考えられますし、ドクターの支台歯の形成が不十分などいろいろ考えられますよね。

お互いの責任の追及をしていても仕方がないのでクリニックサイドとラボサイドが注意していく点を洗い出してお互いに情報を共有していけるように記事をまとめてみました。

2.【ラミネートべニア】はじめの一歩

「ラミネートベニアって形成も難しそうだし、ハードル高そう…」そんな若手のドクターの方も安心してください。

筆者はラミネートベニアに関しては10年以上の経験がありますが、「ノートブックテクニック」を使えばほぼ問題なく形成から印象まで進むことができます。

しかもしっかりとしたステップで接着すれば外れたり割れたりすることもほぼありません。

ラミネートべニアで利用する材料はニケイ酸リチウムを利用しているので透明感があり、ジルコニアのように発色しないので、注意点さえ守れば若手のドクターでも症例発表できるぐらいの仕上がりになります。

これからラミネートベニアを始めるドクターはこの記事を参考にして積極的にチャレンジしてみてはどうでしょう?

3.【インプラント】はじめの一歩

インプラント(特にストローマン)に関しては、筆者は10年以上の経験があるのでいろいろな情報を共有できたらと思います。

最近では口腔内スキャナーを使ってインプラント技工をする流れにシフトしてきていますが、基本的な流れとしては以前から変わらないと思います。

そして、若手の歯科医師がインプラント治療を始めるにあたって、「インプラントって難しそう・・・。」「何から始めたらいいの?」などたくさんの疑問があると思います。

インプラント技工を10年以上の経験を踏まえて若手の先生にインプラント技工の流れや注意点などを紹介していきます。

4.【歯科デジタル】はじめの一歩

日本での「口腔内スキャナー」の普及率は5%ほどと言われています。しかし、歯科医療でリードするアメリカやヨーロッパなどは日常的に活用しているそうです。

そのような状況から考えてもこれからの時代、口腔内スキャナーを使いこなして患者さんにアピールしていくことは必須でしょう。

しかも、今までは石膏模型を保存しておく場合、棚などを置くスペースが必要でしたがデジタルデータならハードディスクを置くスペースだけでいいですし、遠方の歯科技工所と取引している歯科医院様はデジタル模型をウェブ上でやり取りすることができます。

これからの若い世代の歯科医師にとっては必須のツールと言えますね。

5.【歯科技工士(歯科技工所)その他】はじめの一歩

最近では技工士不足が深刻化してきましたが、離職の大きな理由として

  • 「低賃金」
  • 「長時間労働」

の2つがあげられるでしょう。

20代の歯科技工士の離職率は80%という数字に達しているそうで、三重県にあった唯一の歯科技工士専門学校も平成22年度で閉鎖しています。

出典:厚生労働省ホームページ 歯科技工士に関する最近の状況等より

デジタル化によって技工業務の一部をサポートしてくれる存在ですが、結局デジタルに指示するのは技工士なのでこれからも歯科技工業界を盛り上げていく必要があると感じます。

ここでは技工士・技工所の現状や関連したトピックスを伝えていきます。

歯科医師と歯科技工士をつなぐ情報ブログ まとめ

いかがでしたか?

当ブログで紹介している内容をもう一度まとめると、

  1. 【ジルコニア・e-maxクラウン】はじめの一歩
  2. 【ラミネートべニア】はじめの一歩
  3. 【インプラント】はじめの一歩
  4. 【歯科デジタル】はじめの一歩
  5. 【歯科技工士(歯科技工所)その他】はじめの一歩

といった5つの項目でしたが、別記事にて詳しく解説しているのでぜひ活用してくださいね。

現在、高齢化社会が進む一方で技工士不足が深刻になっています。このブログによって少しでも歯科業界を盛り上げるきっかけにできたらと思います。

この記事を書いた人

歯科技工士:マサ

愛知県にて歯科技工士として20年以上のキャリア。

愛知学院大学歯科技工士専門学校を卒業後、歯科医院に勤務していろいろな経験と勉強をしてきました。インプラント技工とセラミックワークを得意としています。

歯科技工士として情報発信をして、業界を盛り上げていきたいと考えています。